フィールドサーバ

フィールドサーバとは,田畑や牧草地など(field)の野外環境をカメラや気温・日射量・土壌水分・CO2濃度などのセンサ群でモニタリングするネットワーク・システムです。あらゆる環境で使えるように,防水性はもちろん,耐暑性・耐寒性・防塵性を備え,太陽電池や風力などで電源をまかなうことができます。それは,名前の通り,ウェブサーバでもあり,無線LANを通じてサービスを提供します。また,複数のフィールドサーバを組み合わせることで,広域・超分散リアルタイム・モニタリングを可能とします。

フィールドサーバは,農地など野外環境や動植物のモニタリングはもちろん,リアルタイムで得られる観測データによる農産物の生育予測や農作業計画の合理化,あるいは災害や異常現象への迅速な対応など,さまざまな場面で活躍します。

2010年2月19日に開催されたジオネットワークつくば第10回サイエンスカフェでは,開発者,平藤雅之さん(農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター フィールドモニタリング研究チーム長)による「植物の生育環境をはかる-小型計測ロボット『フィールドサーバ』の世界」のお話しがありました。また,同年6月5日の第5回野外観察会では,実際にフィールドサーバを組み立てました。ジオネットワークつくばによるリアルタイム環境モニタリング*の準備が整いました。

さらに詳しく知る → 平藤さんによるフィールドサーバのサイト Field Server II

*本モニタリングは,(独)科学技術振興機構の所有するフィールドサーバを用いて,市民が体験できる筑波山の環境モニタリングとしてジオネットワークつくばが実施するものです。

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